2026-04-15
【車の豆知識】あなたの車は大丈夫?車検ルール変更
2015年9月1日より車検におけるヘッドライトの検査基準が厳格化したため、不合格になる車が急増しています。費用を抑えるためにユーザー車検を実施して、ご自身でヘッドライトのバルブを交換するケースで特に顕著であると言われています。
具体的に検査基準のどこがどのように変わったのでしょうか。ここでは、4つの項目から明らかにしていきます。
測定対象
最も大きな変更点は、測定対象がこれまでのハイビーム(走行用前照灯)からロービーム(すれ違い用前照灯)へと切り替わったことです。変更の元々の始まりは、ヘッドライトに関する保安基準が見直され、1998年以降に製造される車のヘッドライトがそれまでのハイビームからロービームを基準に設計するようになったことにあります。
ただ、当初は新基準で製造された車がまだ少なく、またロービーム対応の検査機器の普及が進んでいなかったこともあり、経過措置としてハイビーム基準での検査が認められてきました。しかし、新基準の適用から17年が経ち、今では新基準適合車が大半を占め、かつ新基準検査機器の設置も格段に進んだため、車検での検査基準がロービームへと完全移行することになりました。
光軸の位置
新基準では、光軸、すなわち光が照らす方向についての検査が厳しくなっています。ロービームでは、ハイビームとは異なり対向車や先行車を眩惑しないように上方向を照らす光をカットしています。このカット部分と照射部分との境目をカットオフライン(明瞭境界線)と呼び、さらに運転席から見て左側にいる歩行者をよく照らせるように、カットオフラインが途中から左に切れ上がる形で設計されています。
検査では、カットオフライン上の左上がりの開始点、すなわちエルボー点が規定の位置に置かれているかが厳しくチェックされます。エルボー点の位置がズレると、正確なカットオフラインが出ず、走行時の周囲への悪影響から事故を誘発しかねないためです。
なお、ハイビーム基準の1998年8月31日以前製作車については、これまで通りハイビームで検査を実施します。
光量
光量については、ロービームの中心から既定の位置に設定される「光度測定点」の明るさを、専用のテスターを使って測定します。
光量の単位を「カンデラ」と呼び、バルブ自体の明るさではなく、バルブの光がリフレクターなどに反射した時の照射範囲の明るさを表しています。ちなみに光量には「ルーメン」という単位もありますが、こちらは光源、すなわちバルブから放たれる光の量を表す全く異なる概念です。
色の基準
ヘッドライトの色については、保安基準に「白色であること」という規定があります。具体的には、平成17年12月31日以前製作車が白色または淡黄色かつその全てが同一、そして平成18年1月1日以降製作車については白色に限ることとされています。(2021年7月時点)測定は検査員の目視により行われるため、基準改定後に製造された車であれば「白く見えるライト」で車検に臨む必要があります。この時に参考になるのが、光の色を表す「ケルビン」という単位です。ケルビンの数値が低いと黄色く見え、逆に高くなるほど青味がかかっていきます。
具体的に検査基準のどこがどのように変わったのでしょうか。ここでは、4つの項目から明らかにしていきます。
測定対象
最も大きな変更点は、測定対象がこれまでのハイビーム(走行用前照灯)からロービーム(すれ違い用前照灯)へと切り替わったことです。変更の元々の始まりは、ヘッドライトに関する保安基準が見直され、1998年以降に製造される車のヘッドライトがそれまでのハイビームからロービームを基準に設計するようになったことにあります。
ただ、当初は新基準で製造された車がまだ少なく、またロービーム対応の検査機器の普及が進んでいなかったこともあり、経過措置としてハイビーム基準での検査が認められてきました。しかし、新基準の適用から17年が経ち、今では新基準適合車が大半を占め、かつ新基準検査機器の設置も格段に進んだため、車検での検査基準がロービームへと完全移行することになりました。
光軸の位置
新基準では、光軸、すなわち光が照らす方向についての検査が厳しくなっています。ロービームでは、ハイビームとは異なり対向車や先行車を眩惑しないように上方向を照らす光をカットしています。このカット部分と照射部分との境目をカットオフライン(明瞭境界線)と呼び、さらに運転席から見て左側にいる歩行者をよく照らせるように、カットオフラインが途中から左に切れ上がる形で設計されています。
検査では、カットオフライン上の左上がりの開始点、すなわちエルボー点が規定の位置に置かれているかが厳しくチェックされます。エルボー点の位置がズレると、正確なカットオフラインが出ず、走行時の周囲への悪影響から事故を誘発しかねないためです。
なお、ハイビーム基準の1998年8月31日以前製作車については、これまで通りハイビームで検査を実施します。
光量
光量については、ロービームの中心から既定の位置に設定される「光度測定点」の明るさを、専用のテスターを使って測定します。
光量の単位を「カンデラ」と呼び、バルブ自体の明るさではなく、バルブの光がリフレクターなどに反射した時の照射範囲の明るさを表しています。ちなみに光量には「ルーメン」という単位もありますが、こちらは光源、すなわちバルブから放たれる光の量を表す全く異なる概念です。
色の基準
ヘッドライトの色については、保安基準に「白色であること」という規定があります。具体的には、平成17年12月31日以前製作車が白色または淡黄色かつその全てが同一、そして平成18年1月1日以降製作車については白色に限ることとされています。(2021年7月時点)測定は検査員の目視により行われるため、基準改定後に製造された車であれば「白く見えるライト」で車検に臨む必要があります。この時に参考になるのが、光の色を表す「ケルビン」という単位です。ケルビンの数値が低いと黄色く見え、逆に高くなるほど青味がかかっていきます。
